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実習風景~その146~

本日の京都寿司アカデミーの授業では、寿司職人としての基礎と応用を高めるため、「握りの練習」と「焼き魚の技法」に取り組みました。 まずは寿司の基本中の基本である「握り」。寿司を学ぶうえで欠かせない、シャリの整形やネタの扱い、そして手の動きに集中しました。指の圧力や手水の加減ひとつで、寿司の印象ががらりと変わることを改めて体感。特に意識したのは、シャリとネタの一体感と、見た目の美しさ。寿司教室として、京都寿司アカデミーでは、繊細な所作の積み重ねを何よりも大切にしています。 午後は焼き魚の練習へ。寿司とは異なる「火の技術」に触れることで、調理の幅が一気に広がるのを感じました。塩のあて方、火加減、皮目の香ばしさの出し方など、焼き物特有の繊細な見極めが求められます。焼きたての魚の香りと旨味を味わいながら、素材を引き立てる火入れの重要性を改めて学ぶことができました。 京都という食文化の深い土地で、寿司を学ぶことの喜びと奥深さを日々実感しています。こうした寿司教室での経験が、将来の糧になると信じて、また明日も技術を磨いていきます。

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実習風景~その145~

本日の京都寿司アカデミーの授業では、和食の基本である「カレイの煮付け」と「鯵のつくね」作りに取り組み、午後には寿司の基本である握りの練習も行いました。 まず、カレイの煮付け。寿司を学ぶうえで、魚の扱いは基本中の基本です。京都の寿司教室らしく、丁寧な下処理から始まり、酒・みりん・醤油・砂糖を用いた甘辛い味付けで、身がふっくらと仕上がるよう弱火でじっくり煮ました。皮が破れやすいため、繊細な扱いも求められ、美しい姿を保ったまま仕上げることができました。 続いては、鯵のつくね。三枚におろした鯵を包丁で叩いてミンチ状にし、生姜やネギ、味噌を加えてしっかりと練り、小判型に整えて焼き上げます。香ばしさと旨味が引き立ち、冷めても美味しく食べられる、実用性の高い一品となりました。寿司を学ぶだけでなく、幅広い和食の技術にも触れられるのがアカデミーの魅力です。 午後の握り練習では、シャリの重さを一定に保つことと、ネタとのバランスを意識。京都寿司アカデミーでは、ただ握るだけでなく、見た目の美しさや食べたときの一体感までを意識して指導しています。今日もまた、手の感覚を磨く貴重な時間となりました。 一つひとつの積み重ねが、確かな寿司技術へと繋がる。そんな想いで明日もまた、丁寧に寿司を学んでまいります。

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実習風景~その144~

本日の京都寿司アカデミーの授業では、「干瓢(かんぴょう)」と「飛魚の唐揚げ」をテーマに、和食の基本を学びました。寿司を学ぶ上で欠かせない伝統的な素材や技術に触れる貴重な一日となりました。 まずは、巻物に欠かせない干瓢の仕込み。干瓢は夕顔の実を薄く剥いて乾燥させた保存食で、古くから大切に扱われています。ぬるま湯に30分ほど浸けて戻した後、アクを抜いてから、出汁・醤油・砂糖・みりんでじっくり煮含めることで、上品な甘辛い味わいに。火を止めて冷ますことで味がしっかりと染み込み、巻物に最適な食感と風味になります。 続いては、飛魚の唐揚げ。寿司ネタとしても人気のある飛魚ですが、今回は揚げ物として調理。三枚おろしにした後、酒・醤油・生姜で下味をつけ、片栗粉をまぶしてカラッと揚げました。骨も骨せんべいとして再活用し、無駄なく仕上げる工夫も実践。淡白な白身に香ばしさが加わり、寿司だけでなく酒肴としても楽しめる一品となりました。 京都という土地で寿司を学ぶということは、単に握りの技術を習得するだけではなく、日本の食文化を深く理解し、日々の料理に心を込めることでもあります。寿司教室を通じて、こうした丁寧な手仕事の積み重ねが技術の土台を築いていくのです。

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実習風景~その143~

本日は、実習中心の充実した一日となりました。寿司を学ぶうえで欠かせない「和食の基礎」を体感できる実践が続き、生徒たちの集中力も一段と高まりました。 午前中は、旬の飛魚を使った唐揚げの実習からスタート。クセのない白身を活かすため、骨切りの繊細さや衣の付け方、さらに二度揚げのタイミングまで細かく指導。外はカリッと、中はふっくらとした理想的な仕上がりを目指しました。 次は天ぷらの実習。衣の配合や水の冷たさ、油の温度といった基本を丁寧に見直しながら、素材ごとに最適な揚げ時間と切り方を実践。生徒たちはサクッと香ばしい、軽やかな天ぷらに仕上げることができ、和の揚げ物の奥深さを実感していました。 午後は、寿司の核となる「切りつけ」の集中練習。魚の部位に応じた包丁の角度、ネタの厚み、シャリとの一体感を重視しながら、繊細な切り方の技術を習得。包丁を持つ手に自信が宿ってきた様子が印象的でした。 最後は、出汁から丁寧に仕込んだ茶碗蒸しに挑戦。卵液の比率や火加減の調整、具材の配置まで意識しながら、プロの味わいに近づけるよう一つひとつの工程に集中。見た目も味も滑らかで上品な仕上がりとなり、笑顔の多い締めくくりとなりました。 京都という伝統の地で寿司を学ぶからこそ、こうした和食全般の技術が深く身につくのが京都寿司アカデミーの魅力です。寿司教室としての学びが、確かな土台として積み重なっていることを改めて感じた一日でした。

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実習風景~その142~

本日、京都寿司アカデミーでは、夏の風物詩であるハモと、扱いの難しいナマコをテーマに、実践を通じて寿司を学ぶ一日となりました。 午前中はハモの捌き方と骨切りの練習からスタート。ハモは繊細な骨が多いため、包丁を皮一枚残して細かく均一に入れる「骨切り」の技術が非常に重要です。最初はリズムも安定せず、刃が深く入りすぎるなど苦戦が続きましたが、数を重ねる中で、刃先の角度やまな板に当たる直前で止める感覚が徐々に身についていきました。 続いてハモの握りに挑戦。骨切りを終えた身を湯引きし、氷水でしっかり締めてからシャリと合わせました。酢橘を添えることで香りに夏らしい爽快感をプラスし、口の中でほどけるような上品な仕上がりを目指しました。 午後からはナマコの取り扱い実習。生の状態から内臓を丁寧に取り除き、ぬめりをしっかり落とす処理を行いました。こりこりとした独特の食感を活かすため、薄切りにして酢の物として盛り付け、季節感を演出する彩りにもこだわりました。 京都という地で、本格的に寿司を学ぶこの環境だからこそ、一つひとつの食材と真剣に向き合う機会があります。寿司教室としての実践的な学びを重ねながら、職人としての基礎と感性を磨く、充実した一日でした。

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実習風景~その141~

本日は、京都寿司アカデミーの寿司教室にてをテーマにした授業を行いました。京都の地で寿司を学ぶ生徒たちが、魚の扱いと調理技術を深める実践的な一日となりました。 まずは、キンキンのしゃぶしゃぶ。脂がのったキンキンは、出汁にさっとくぐらせることで、旨味が引き立ちます。ポン酢でいただくと、とろけるような食感と甘味が広がり、生徒たちからも驚きの声が上がりました。 続いては、煮付け。キンキンは煮崩れしにくく、煮汁が骨の際まで染み渡る上品な味わいに仕上がります。寿司職人としての繊細な火加減や下処理の大切さを、寿司教室の中で改めて実感できる時間でした。 午後は、炙りの技術を活かしたキンキンの握り寿司。皮目を香ばしく炙り、脂の甘さとシャリの温度が調和した、高級感ある一貫となりました。京都寿司アカデミーで寿司を学ぶ仲間たちは、それぞれの握りに集中し、丁寧な手仕事を積み重ねました。 寿司を通じて、素材の持ち味を引き出す技術を学ぶ――そんな京都寿司アカデミーらしい充実した一日でした。

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実習風景~その140~

本日は切りつけと握りの練習に取り組みました。京都寿司アカデミーの授業では、ただ寿司を握るだけでなく、ネタの切りつけからしっかりと技術を学びます。魚の繊維や脂の入り方を見極め、包丁の角度や力加減を丁寧に調整しながら、美しい断面を意識して仕上げました。切り口ひとつで、寿司の印象が大きく変わることを改めて実感する機会となりました。 また、握りの練習ではシャリの量、圧のかけ方、手の動かし方に集中し、ネタとの一体感を追求。繰り返しの中で感覚が少しずつ身体に馴染み、自信をもって握れるようになってきたことを嬉しく感じました。 京都の寿司教室として、アカデミーでは寿司を学ぶすべての方に、職人としての土台を丁寧に築いてもらえるよう指導しています。一つひとつの動作に意味を持たせ、これからも美しく奥深い寿司の世界を探究していきます。

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実習風景~その139~

本日、京都寿司アカデミーとして日本語学校を訪問し、留学生の皆さんに寿司の体験授業を行いました。母国も文化も異なる若者たちが、たった一つのシャリとネタを前に、一生懸命に向き合う姿に、私たちが日々「寿司を教える」意味の深さをあらためて感じました。 はじめは手つきも不安定で、「本当にできるのかな?」という表情だった学生たちも、回を重ねるごとに自然と笑顔に。やがて美しい握りを完成させるまでに上達しました。寿司という日本の伝統が、言葉を超え、人と人とをつなげていく——その現場に立ち会えたことは、指導者として大きな喜びです。 国や言語は違っても、「誰かのために、美味しいものを作りたい」という気持ちは同じ。そんな温かさが、自然と寿司に宿っていくのだと思います。 京都寿司アカデミーでは、こうした出張型の寿司教室や、国際交流の機会も大切にしています。今日出会った留学生たちが、寿司を学ぶ中で日本文化をより深く知り、いずれ母国で寿司の魅力を伝える存在になってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。 寿司を通じて世界とつながる。今日の出会いは、その希望を強く感じさせてくれる一日となりました。

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実習風景~その138~

本日、京都寿司アカデミーの寿司教室では、実践的な技術の習得を目的とした授業を行いました。テーマは「握りの完成度を高める」「包丁を自在に操る」「和食の基本に立ち返る」。まさに、寿司を学ぶ上で基礎と応用をつなぐ一日となりました。 まずは握りの実習。 鯵の握りでは、三枚おろしから皮引き、血合い骨の処理、酢洗いのタイミングまでを細かく確認。脂がのった旬の鯵を、張りのある美しい握りに仕上げました。 イカ握りでは、隠し包丁と手当てを徹底し、柔らかく甘みを引き出す工夫を実践。包丁の動きひとつで食感が変わることを体感しました。 ムシエビの握りは、火入れのタイミングと冷まし方が鍵。素材の甘みを最大限に引き出す繊細な仕上げに苦戦しつつも、確かな気づきが得られました。 鮎の二枚付け握りでは、小骨処理や酢締めの工程、美しい姿の形成など、夏らしい一貫を完成させるために集中力を注ぎました。 後半は、包丁研ぎとつまの基本練習を実施。 それぞれの包丁の状態を確認しながら、研ぎ角度や砥石の使い方を丁寧に指導。「良い包丁が、良い握りを生む」ことをあらためて実感できる時間となりました。 最後は、大根を使ったつまの練習。桂むきから始まり、けん・より・剣など繊細な技法を繰り返し練習。包丁の正確な使い方と見た目の美しさを意識し、寿司職人に必要な技術と感性を養いました。 一日を通じて、握りの完成度を高めるだけでなく、寿司を支える基礎力と職人の意識を磨く、充実した授業となりました。

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実習風景~その137~

本日、京都寿司アカデミーの寿司教室では、季節の素材を活かした4種類の握りを実習しました。 まずは、毛蟹の握り。濃厚で甘みのある身を丁寧にほぐし、少量の蟹味噌を添えてシャリに乗せた一貫は、贅沢そのもの。口の中に広がる上品な旨味と香りが、特別な一口として記憶に残ります。 続いて、鰹の漬け握り。新鮮な鰹を特製の醤油ダレに漬け込み、ほどよく味が染みた状態で握ります。生姜や刻みネギを添えて口に運べば、鰹の香りとコク、そして爽やかな後味がバランスよく感じられる一貫に仕上がります。 3つ目は、イカの握り。透き通るような白さと滑らかな舌ざわりが魅力です。細やかな飾り包丁を入れることで、噛んだ瞬間に柔らかさと甘みが広がり、イカ本来の繊細な味わいを楽しめます。 最後に、鯵の握り。脂ののった旬の鯵を丁寧に三枚におろし、薬味のネギやおろし生姜と共に握りました。爽やかな香味野菜が、鯵の旨味を引き立て、すっきりとした味わいに整います。 いずれの一貫も、京都で寿司を学ぶ中で習得する「素材を活かす技術」と「丁寧な所作」が込められたもので、生徒さんたちの集中力と繊細な感覚が光る実習となりました。寿司は、ネタとシャリの調和が生む芸術。アカデミーでは、そうした寿司職人の世界観を、日々の実践の中で伝えています。

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