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実習風景~その143~

本日は、実習中心の充実した一日となりました。
寿司を学ぶうえで欠かせない「和食の基礎」を体感できる実践が続き、生徒たちの集中力も一段と高まりました。

午前中は、旬の飛魚を使った唐揚げの実習からスタート。クセのない白身を活かすため、骨切りの繊細さや衣の付け方、さらに二度揚げのタイミングまで細かく指導。外はカリッと、中はふっくらとした理想的な仕上がりを目指しました。

次は天ぷらの実習。衣の配合や水の冷たさ、油の温度といった基本を丁寧に見直しながら、素材ごとに最適な揚げ時間と切り方を実践。生徒たちはサクッと香ばしい、軽やかな天ぷらに仕上げることができ、和の揚げ物の奥深さを実感していました。

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午後は、寿司の核となる「切りつけ」の集中練習。魚の部位に応じた包丁の角度、ネタの厚み、シャリとの一体感を重視しながら、繊細な切り方の技術を習得。包丁を持つ手に自信が宿ってきた様子が印象的でした。

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最後は、出汁から丁寧に仕込んだ茶碗蒸しに挑戦。卵液の比率や火加減の調整、具材の配置まで意識しながら、プロの味わいに近づけるよう一つひとつの工程に集中。見た目も味も滑らかで上品な仕上がりとなり、笑顔の多い締めくくりとなりました。

京都という伝統の地で寿司を学ぶからこそ、こうした和食全般の技術が深く身につくのが京都寿司アカデミーの魅力です。寿司教室としての学びが、確かな土台として積み重なっていることを改めて感じた一日でした。

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