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実習風景~番外編~

本日は、遠くアルメニアからやってきた子供たちにお寿司を教える、貴重な機会をいただきました。 初めて触れるシャリや海苔、そして魚に、子供たちは目を輝かせながら一つひとつ丁寧に取り組んでくれました。言葉の壁があっても、笑顔と手の動きで自然と心が通じ合い、寿司という文化の持つ力を改めて実感するひとときとなりました。最初は少し不安そうだった子供たちも、回数を重ねるごとにコツをつかみ、だんだんと自信を持って握れるように。「上手にできたね」と伝えると、嬉しそうに「ありがとう」と返してくれた瞬間がいくつもあり、胸が熱くなりました。 寿司は、ただの料理ではありません。人と人をつなげ、文化を越えて笑顔を生む力を持っています。今日の出会いが、子供たちの中に「日本」や「寿司」への温かい記憶として残ってくれたなら、それ以上の喜びはありません。文化や言葉を越えて、心がつながる。そんな一日を過ごせたことに、私自身も深く感謝しています。京都寿司アカデミーとしても、これからも寿司を通じて、世界との交流や学びの場を広げていけたらと願っています。

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実習風景~その112~

本日は、握り練習とカリフォルニアロール、そしてきみずおぼろの実習を行いました。 握り練習では、シャリの硬さ、手の湿らせ方、ネタの扱いに注意を払いながら、繰り返し手を動かして感覚を磨いていきました。最初は形が不揃いだったものの、回数を重ねるうちに指先の感覚がつかめてきて、次第に整った握りに仕上がってきたのが印象的でした。続いては、海外でも人気のあるカリフォルニアロールに挑戦。アボカドやサーモン、きゅうりなどを使い、海苔を内側に巻く“裏巻き”の技法を学びました。巻きのバランスや切り方の工夫にも気を配り、見た目にも美しい仕上がりを目指しました。最後は「きみずおぼろ」を使った応用メニューにも取り組みました。黄身酢と卵黄を丁寧に練り合わせて、しっとりとした優しい甘みの“おぼろ”を仕上げ、押し寿司や巻物のアクセントとして活用。鮮やかな色味が春らしさを演出し、目にも楽しい一皿となりました。一日を通して、手の感覚・味のバランス・盛り付けの美しさにしっかりと向き合う良い機会となりました。 京都寿司アカデミーでは、こうした繊細な技術や表現力を重視しながら、実践的に寿司を学ぶことができます。ただの寿司教室では終わらない、本格的な寿司教育の場として、これからも丁寧な指導を続けてまいります。

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実習風景~その111~

本日は、握りの練習、真鯛の捌き方、そしてシャリ切りの練習を行いました。 握りの練習では、一貫一貫を丁寧に仕上げることを意識し、ネタとシャリの一体感を目指しました。特に指の使い方や圧のかけ方に注意を払いながら、繰り返し手を動かし、感覚を養っていきます。真鯛の捌き練習では、包丁の刃の入れ方や骨の位置を確認しながら、無駄のない美しい三枚おろしを目指しました。皮引きにも時間をかけ、見た目にも美しく、鮮やかな仕上がりになるよう心がけました。シャリ切りの練習では、酢の回し方、切り方、冷まし方を一つひとつ確認しながら行い、艶があり、ふっくらとしたシャリを炊き上げることに集中しました。どの作業も一見地味に思えるかもしれませんが、寿司の基礎を丁寧に積み上げることが、確実な技術の向上につながると改めて実感した一日でした。 京都寿司アカデミーでは、こうした地道な工程を大切にしながら、実践的に寿司を学ぶことができる環境を整えています。単なる寿司教室では学びきれない、本質的な技術と思考を育む場として、今後も生徒の皆さんに丁寧に伝えていきたいと思います。

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実習風景~その110~

本日は、ホウボウを使った捌きの練習を行いました。 ホウボウは見た目が特徴的で扱いが難しい魚ですが、丁寧に鱗を取り、頭を落とし、三枚におろすことで、綺麗な身を得ることができます。骨が硬いため、包丁の入れ方や力加減が重要となり、生徒の皆さんも慎重に取り組んでいました。また今回は、〆さばの握りとあん肝の握りにも挑戦しました。〆さばでは、塩と酢でしめる工程の意味を理解しながら、身の締まり具合や色味の変化に注意を払って仕込みを行いました。ほどよい酢加減で脂の乗った鯖の旨味を引き立てるよう意識し、シャリとのバランスも試行錯誤を重ねました。あん肝の握りでは、下処理から丁寧に行い、臭みを抜いて旨味を引き出す工程を学びました。蒸し加減や包丁の引き方にも繊細な配慮が必要で、ネタとしての扱い方に多くの学びがあったようです。 生徒の皆さんも、それぞれの魚の特徴を理解しながら、寿司として提供するまでの流れを実践する中で、確かな成長が感じられました。 京都寿司アカデミーでは、日々の実習を通じて、素材の扱い方から握りの技術までを体系的に学ぶことができます。ただの寿司教室では学べない、“本物の技術と考え方”を身につけたい方は、ぜひ一度体験にお越しください。これからも、生徒の皆さんとともに、実践的な形で寿司を学ぶ場を大切にしてまいります。

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実習風景~番外編~

本日は、外国人の方々に寿司の握りを教える貴重な機会をいただきました。 初めは皆さん少し緊張した様子でしたが、シャリの扱い方やネタの置き方などを一つひとつ丁寧に学んでいくうちに、みるみる上達されていきました。中には、初めてとは思えないほど美しい握りを作られる方もおり、その熱意と集中力に、私自身も深く感動しました。寿司という日本の伝統文化が、国を越えて多くの方々に興味を持っていただけることを心から嬉しく思います。言葉や文化の違いがあっても、寿司を通して自然に心が通じ合う瞬間が何度もありました。このような交流の場を大切にしながら、技術だけでなく、寿司に込められた思いや精神も丁寧に伝えていきたいと改めて感じました。京都寿司アカデミーでは、ただ握りの技術を教えるだけでなく、寿司を学ぶ喜びや、日本文化に触れる感動を大切にした指導を行っています。 今後も、寿司教室としての枠を超えた国際的な学びの場を広げ、寿司の魅力と可能性を世界に発信していければ素晴らしいと感じた一日でした。

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実習風景~その109~

本日は、八角の捌き方、ワラビのアク抜き、そしてタコの刺身の練習を行いました。八角は北海道などでよく食べられる魚で、独特な姿と硬いウロコが特徴です。まずはその扱い方からスタートし、ウロコの落とし方や三枚おろしの手順を丁寧に指導しました。脂ののった身は刺身にも適しており、生徒さんたちはその食感と旨味に驚いた様子でした。続いては、春の山菜であるワラビのアク抜き。重曹を使った基本的なアク抜きの方法を学びながら、自然の恵みを丁寧に扱う心構えについてもお伝えしました。最後は、タコの刺身に挑戦。今回はボイルではなく生のタコを使用し、薄造りの包丁技術や吸盤の処理、盛り付けの工夫について実践を交えて学んでいただきました。それぞれの素材に応じた技術と心遣いが求められる実習内容で、生徒の皆さんも真剣な表情で取り組んでおられました。手つきが少しずつ確かになってきた姿を見て、私たち講師陣もとても嬉しく感じています。 京都寿司アカデミーでは、魚介類だけでなく、山菜や季節の食材も含めて幅広く扱いながら、寿司を学ぶことの本質に触れていただけるよう日々カリキュラムを構成しています。単なる寿司教室では終わらない、「素材を見極め、技を磨き、心を尽くす」学びの場を、これからも提供してまいります。 本格的に寿司を学びたい方は、ぜひ京都寿司アカデミーへ。お気軽にお問い合わせください。

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卒業生のその後の活躍について

当アカデミーの卒業生の中には、高級寿司店で腕を振るっている方や、海外で寿司職人として活躍されている方、さらには2025年大阪・関西万博への出展が決まった方もいらっしゃいます。また、寿司とワインのペアリングを学びたいという想いで入会されたソムリエの方や、寿司技術を自店に取り入れたいと考えたプロのシェフなど、さまざまなバックグラウンドを持つ方々がこれまで京都寿司アカデミーで学ばれてきました。卒業後も、各分野で活躍されている姿を耳にするたびに、私たち講師陣も誇らしく、そして嬉しい気持ちになります。一人ひとりの夢や目標に寄り添いながら、本物の技術と心を伝える。そんな学びの場を、これからも提供していきたいと考えています。寿司を学びたいという情熱さえあれば、経験や年齢に関係なく、どなたでも大歓迎です。まずは一歩、寿司の世界へ踏み出してみませんか。

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実習風景~その108~

本日は握りの切りつけ練習として、イトヨリを使った実習を行いました。イトヨリは身が柔らかく、上品な脂と甘みが特徴の白身魚で、切りつけの繊細さが試されるネタのひとつです。筋の入り方や繊維の向きを見極めながら、シャリとのバランスを考えて切りつけを行うことで、美しい見た目と口当たりの良さを両立させることができます。本日の練習では、ネタの厚みや角度、包丁の入れ方に細かく注意を払いながら、繰り返し握りを行いました。握りは単に形を作るだけでなく、魚の個性を活かすことが重要です。イトヨリの淡い色味が映えるよう、切り口の角度や盛りつけにも工夫を凝らしました。生徒の皆さんは、初めて扱うネタに最初は戸惑いながらも、一つひとつ丁寧に向き合っていました。最初はやや緊張した様子も見られましたが、時間が経つにつれてリズムを掴み、握りの形も安定してきたように感じます。寿司は、一貫に心を込める仕事。日々の練習を通じて確実に技術が積み重なっており、生徒の皆さんの成長をとても頼もしく感じた一日でした。 京都寿司アカデミーでは、こうした繊細なネタを扱いながら、実践的な技術を学ぶことができます。単なる寿司教室では学びきれない、プロの現場に近い形で寿司を学ぶ環境が整っています。寿司の本質を深く学びたい方は、ぜひ京都寿司アカデミーへ。お気軽にお問い合わせください。

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実習風景~その107~

本日は、煮蛸の仕込みと握りの練習を行いました。 本日は、煮蛸の仕込みと握りの練習を行いました。煮蛸は、柔らかさと旨味を引き出すために、じっくりと時間をかけて炊き上げました。醤油・みりん・砂糖・生姜などで優しく味を染み込ませた蛸は、噛むほどに味わいが深まり、シャリとの相性も抜群です。握りの練習では、煮蛸を含むさまざまなネタを使い、手の動きや力加減、シャリの温度、握るスピードなど、基本動作の反復を重ねました。特に煮蛸は身が崩れやすいため、優しく、かつ的確に握る技術が求められ、良い練習素材となりました。また今回は、メヒカリの干物も実習に取り入れました。脂ののったメヒカリを丁寧に焼き上げ、香ばしさと旨味を引き出す工夫を施しました。寿司の世界ではあまり見かけないネタではありますが、季節感や地域性を活かした握りとして、新たな発見のある実習となりました。 京都寿司アカデミーでは、日々の反復練習を通じて、確かな技術を養うと同時に、発想力と表現力も磨いていきます。ただの寿司教室では終わらない、実践的かつ創造的な場で、寿司を学ぶ醍醐味を体感していただけます。本格的に寿司を学びたい方は、ぜひ京都寿司アカデミーへ。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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実習風景~その106~

本日は、真鯛を使った実習を行いました。まずは真鯛の基本的な扱い方からスタート。鱗を丁寧に落とし、三枚おろしに取り組みました。真鯛は骨が硬く、皮も厚いため難易度は高い魚ですが、包丁の入れ方や姿勢を意識することで、より美しく仕上げることが可能です。身を引いたあとは、昆布締めや皮霜造りといった技法についても解説し、それぞれの調理法による旨味の違いを体験していただきました。続いて、真鯛を使った握りの練習。シャリとのバランス、指の力加減、ネタの見せ方など、細部にこだわりながら一貫ずつ丁寧に握っていきます。繊細な白身魚だからこそ、握りの技術がより一層問われる実習となりました。最後は、カッパ巻きの基本練習も実施。巻きの中心をしっかりと取ること、シャリの広げ方、海苔の合わせ方など、基礎を大切にしながら繰り返し練習を行いました。シンプルな巻物ほどごまかしが効かず、職人としての基礎力が問われる工程です。 京都寿司アカデミーでは、こうした実践的な内容を通して、ただの寿司教室では得られない深い学びを提供しています。素材に真摯に向き合いながら、本格的に寿司を学ぶ環境がここにはあります。 本気で寿司の技術を身につけたい方は、ぜひ京都寿司アカデミーへ。お気軽にお問い合わせください。

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