本日は、しゃり切りの練習を行いました。
炊きたてのご飯に合わせ酢を回しかけ、しゃもじを使って切るように混ぜていきます。大切なのは、米粒を潰さず、酢を全体に均一になじませることです。力任せに混ぜるのではなく、余分な水分を飛ばしながら、一粒一粒に艶を与えるような意識で進めました。
しゃり切りは、完成した寿司の味や口当たりを左右する重要な工程です。酢の回し方、しゃもじの動かし方、冷ます速さが少し違うだけで、シャリの硬さや握りやすさも変わります。
握ったときには形を保ちながら、口に入れるとやさしくほどける。その状態を目指すには、味だけでなく温度や水分量まで見極めなければなりません。何度も繰り返す中で、合わせ酢がなじんだ香りや、握りに適した温度を少しずつ感覚で捉えられるようになってきました。
京都寿司アカデミーでは、握り方だけでなく、その土台となるシャリ作りも丁寧に指導しています。寿司を学ぶうえで、しゃり切りは避けて通れない基本技術です。
一般的な寿司教室では見落とされがちな細かな工程にも向き合いながら、京都で本格的な寿司の技術を身につけていきます。
美味しい一貫は、美味しいシャリから始まります。これからも一つひとつの動作を大切にし、安定したシャリを作れるよう練習を重ねていきたいと思います。
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