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実習風景~その189~

本日の寿司教室では、真鯛の握りを中心に実習を行いました。

真鯛は華やかな食材ではありませんが、だからこそ職人の技術が素直に表れる魚です。派手な工夫ではなく、包丁の入れ方や切り付け、握りの力加減といった基本が、そのまま味や見た目の美しさにつながります。

寿司を学ぶ中で、生徒さんたちが何度も繰り返し練習していたのは、身の厚みを均一に切ること、ネタとシャリの一体感を意識して握ること、そして白身魚ならではの繊細な食感を損なわないよう、やさしく仕上げることです。

真鯛は淡白だからこそ、ごまかしが利きません。握る力が強ければシャリは硬くなり、弱すぎれば形が崩れてしまいます。その絶妙な力加減を身につけるには、数多く握り、自分の手で感覚を覚えていくしかありません。

今日の授業では、生徒さんたちが一貫ごとに課題を確認しながら真剣に取り組む姿が印象的でした。繰り返すたびに握りの形が整い、手の動きにも少しずつ自信が感じられるようになってきました。

京都で寿司を学ぶということは、華やかな技術だけを追い求めるのではなく、こうした基本を大切に積み重ねることでもあります。京都寿司アカデミーでは、一つひとつの工程に意味を持たせながら、本物の技術を身につけられるよう日々実習を行っています。

美しい一貫は、一日では生まれません。基本を大切にし、一貫一貫に心を込めて握り続けることが、職人としての確かな成長につながると信じています。

授業に関するご質問やお申し込みは、公式LINEより承っております。ご不明点などもお気軽にお問い合わせください。
https://lin.ee/thgs3ry

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