本日は京都寿司アカデミーの生徒さんたちと共に、初めての出張寿司教室を開催しました。会場となったのは、外国人観光客の皆さまを対象とした体験イベント。日頃寿司を学ぶ生徒たちにとっても、実践の場として非常に貴重な一日となりました。
参加者の皆さまは、酢飯の握り方や巻き寿司の工程に強い関心を持たれ、ひとつひとつの動きに驚きや感動の声があがるほど。とくに、シャリの温度や手の使い方に対して、「こんなに繊細なんだ!」といった反応が印象的でした。
生徒たちもそれぞれに役割を持ち、英語を交えながらしっかりと対応してくれたことで、全体がスムーズに進行。普段の寿司教室とは異なる環境の中でも、技術や所作を伝える力が育まれていることを改めて実感しました。
京都という地から始まったこの学びが、言葉や文化を超えて広がっていく――そんな可能性を感じる素晴らしい体験となりました。寿司はただの料理ではなく、人と人とを結ぶ“架け橋”にもなり得るのだと、心から感じた一日です。
これからも日本の食文化の魅力を、国内外へ丁寧に届けていきたいと思います。

