Edit Template

POST

実習風景~その149~

本日、京都寿司アカデミーでは「マグロの握り」と「魚の煮付け」の実習を行いました。どちらも寿司を学ぶ上で欠かせない、日本料理の基本技術が詰まった内容です。

マグロの握りには中トロを使用。包丁の引き方ひとつでネタの表情や食感が大きく変わるため、生徒たちは真剣に取り組んでいました。滑らかな切り口と艶やかな表面、シャリとのバランスを意識し、やや小ぶりにまとめることでマグロの旨味が際立つ握りに仕上がりました。

6283

煮付けでは旬のメバルを使用。下処理から丁寧に行い、酒を多めに使った甘辛い煮汁でじっくり炊き上げました。火加減や落とし蓋の使い方を工夫することで、身がふっくらと仕上がり、照りのある美しい煮付けが完成。まさに家庭ではなかなか味わえないプロの技術を体験する時間となりました。

6281

京都という和食文化の中心地で、本格的な寿司教室に通いながら、こうして基本を丁寧に学ぶことの大切さを改めて実感できる一日でした。素材を見極め、手間を惜しまず、味を引き出す。寿司を学ぶ道のりは、料理人としての感性を磨く道そのものだと感じます。

Edit Template
上部へスクロール