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実習風景~その134~

本日は、甘鯛の松笠焼きと握りの練習を行いました。

まずは甘鯛の松笠焼き。皮目を香ばしく仕上げるこの技法では、鱗を残したまま焼き上げることで、パリッとした食感と香ばしさを引き出します。
火加減や油の温度、そして皮を焦がさずに鱗を立てる技術が求められ、見た目の美しさも料理の一部として重視される一品です。
生徒さんたちも慎重に火入れを行い、香ばしく焼き上げた甘鯛を丁寧に盛り付けていました。素材を活かす調理の基本を再確認できた、実りある授業となりました。

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後半は握りの練習です。シャリの重さ、手の形、ネタの置き方など、細かな動作ひとつひとつに集中しながら、反復練習を重ねました。
日々の積み重ねが確実に形となり、生徒さんたちの手の動きにも安定感が見られるようになってきています。

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京都寿司アカデミーでは、焼き物や握りといった技術だけでなく、寿司を学ぶうえで欠かせない基礎的な感覚と判断力を養うことを大切にしています。
単なる寿司教室では得られない、本格的な技術の蓄積と実践の場として、今日も一歩ずつ技と心を磨く一日となりました。

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