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実習風景~その130~

本日は、小鮎の握りと西京焼きの実習を行いました。

小鮎の握りは、初夏から盛夏にかけて旬を迎える若鮎を使った一貫です。
小さな体に繊細な香りとほろ苦さを秘めた小鮎は、独特の風味が魅力。
さっと酢で締めた後に軽く炙ることで、皮目の香ばしさと身のやわらかさが際立ち、シャリとの相性も絶妙に仕上がります。
頭から尾まで丸ごと使うことで、見た目にも季節感が伝わる一品となりました。

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一方、西京焼きは、白味噌の香りと甘みを活かした京料理らしい上品な焼き物です。
脂ののった魚を数日間、西京味噌床に漬け込むことで、旨味がぎゅっと凝縮されます。
焼き上げると、表面は香ばしく、中はしっとりとした食感に。
京都ならではの味わいを感じられる一皿として、生徒の皆さんにも人気の高い実習となりました。

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京都寿司アカデミーでは、こうした季節の食材や伝統的な調理法を取り入れながら、寿司を学ぶ過程で“和食全体への理解”も深めていくことを大切にしています。
寿司教室では学びきれないプロの知識と技術を、日々の実習の中で身につけていくことができます。

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