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実習風景~その124~

本日は、アジ握り・マグロ漬け握り・イサキ握りの三種に取り組みました。

まずはアジの握り。丁寧に下処理を施し、脂の乗った旬のアジを使用。食べた瞬間に広がる濃厚な旨味が特徴で、素材の持つ力を最大限に活かす寿司に仕上がりました。

続いてのマグロ漬け握りでは、秘伝の漬けダレにくぐらせた赤身を使用。まろやかな口当たりと深い味わいが楽しめ、シャリとの一体感が際立つ一貫です。シンプルながらも、仕込みの工夫と丁寧な握りが味の決め手になります。

最後にイサキの握り。初夏に向けて脂がのり始めた新鮮なイサキを使い、軽く昆布締めを施すことで、旨味と香りを引き出しました。やさしい味わいの中に、季節の移ろいを感じられる一品です。

それぞれの握りは、季節を大切にした素材選びと、基本に忠実な技術に加え、ひと手間を惜しまない姿勢で仕上げられました。

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京都寿司アカデミーでは、四季折々の食材を使いながら、実践を通して寿司を学ぶ環境を提供しています。
単なる寿司教室では学びきれない、“素材と技術のかけ合わせ”による表現力を、日々の授業の中で磨いています。

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