本日は、旬の食材を使った寿司三種をご紹介します。
まずはアユの寿司。香魚とも称されるアユは、夏の風物詩として親しまれています。
塩焼きにしたアユを丁寧に骨抜きし、甘酢で締めることで、川魚ならではの香りと酢飯の調和が心地よい一貫に仕上げました。
次に穴子の握り。じっくりと煮上げた穴子をふっくらと握り、京都寿司アカデミー特製の煮詰めダレで仕上げています。
口に入れた瞬間、とろけるような食感と甘辛いタレの余韻が広がり、素材と仕込みの技術が光る一品です。

最後はカツオの握り。初夏から秋にかけて脂が乗り、旨味が増すカツオを使用。
皮目を軽く炙って香ばしさを引き出し、生姜醤油で仕上げました。
しっかりとした味わいがシャリと絶妙に馴染みます。

どの寿司も、季節感と素材の魅力を最大限に引き出すことを意識して仕上げました。
京都寿司アカデミーでは、こうした四季折々の食材を活かしながら、実践的に寿司を学ぶカリキュラムを展開しています。
単なる寿司教室では学びきれない、細やかな仕込みや表現力も、日々の授業で身につけていきます。