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実習風景~その71~

こんにちは!
京都寿司アカデミーの永井です。

本日は握りの練習についてお話しします。
握りの技術は、寿司職人としての基礎中の基礎であり、非常に奥深いものです。まず重要なのは、米の扱い方です。炊き加減や酢飯の温度管理をしっかり行い、ふんわりと握ることが大切です。握りの際、力を入れすぎるとシャリが硬くなってしまい、ネタとのバランスが崩れるため、優しい手さばきが求められます。
ネタの選び方や切り方も、握りの味わいを大きく左右します。例えば、魚の脂や歯ごたえを最大限に引き出すためには、包丁の入れ方一つで変わることがあります。また、ネタをシャリの上に乗せる際には、シャリとネタの接触面をしっかりと意識し、自然に口の中で一体感が生まれるように心掛けます。
握りのスピードも重要な要素です。短時間で美しい握りを作るためには、何度も練習を重ね、手の動きを自然にする必要があります。最初は焦らずに、一つひとつ丁寧に行うことがコツです。
毎日の練習が技術の向上に繋がります。

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