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実習風景~その112~

本日は、握り練習とカリフォルニアロール、そしてきみずおぼろの実習を行いました。

握り練習では、シャリの硬さ、手の湿らせ方、ネタの扱いに注意を払いながら、繰り返し手を動かして感覚を磨いていきました。最初は形が不揃いだったものの、回数を重ねるうちに指先の感覚がつかめてきて、次第に整った握りに仕上がってきたのが印象的でした。
続いては、海外でも人気のあるカリフォルニアロールに挑戦。アボカドやサーモン、きゅうりなどを使い、海苔を内側に巻く“裏巻き”の技法を学びました。巻きのバランスや切り方の工夫にも気を配り、見た目にも美しい仕上がりを目指しました。
最後は「きみずおぼろ」を使った応用メニューにも取り組みました。黄身酢と卵黄を丁寧に練り合わせて、しっとりとした優しい甘みの“おぼろ”を仕上げ、押し寿司や巻物のアクセントとして活用。鮮やかな色味が春らしさを演出し、目にも楽しい一皿となりました。
一日を通して、手の感覚・味のバランス・盛り付けの美しさにしっかりと向き合う良い機会となりました。

京都寿司アカデミーでは、こうした繊細な技術や表現力を重視しながら、実践的に寿司を学ぶことができます。
ただの寿司教室では終わらない、本格的な寿司教育の場として、これからも丁寧な指導を続けてまいります。

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