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実習風景~その111~

本日は、握りの練習、真鯛の捌き方、そしてシャリ切りの練習を行いました。

握りの練習では、一貫一貫を丁寧に仕上げることを意識し、ネタとシャリの一体感を目指しました。特に指の使い方や圧のかけ方に注意を払いながら、繰り返し手を動かし、感覚を養っていきます。
真鯛の捌き練習では、包丁の刃の入れ方や骨の位置を確認しながら、無駄のない美しい三枚おろしを目指しました。皮引きにも時間をかけ、見た目にも美しく、鮮やかな仕上がりになるよう心がけました。
シャリ切りの練習では、酢の回し方、切り方、冷まし方を一つひとつ確認しながら行い、艶があり、ふっくらとしたシャリを炊き上げることに集中しました。
どの作業も一見地味に思えるかもしれませんが、寿司の基礎を丁寧に積み上げることが、確実な技術の向上につながると改めて実感した一日でした。

京都寿司アカデミーでは、こうした地道な工程を大切にしながら、実践的に寿司を学ぶことができる環境を整えています。
単なる寿司教室では学びきれない、本質的な技術と思考を育む場として、今後も生徒の皆さんに丁寧に伝えていきたいと思います。

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